来シーズンからのプロ野球２軍リーグ参入が正式決定したハヤテ２２３の代表者らが、静岡県の川勝平太知事や静岡市の難波喬司市長に報告を行いました。
ハヤテグループの杉原行洋代表らが２４日朝、静岡市役所を訪れ、難波市長にプロ野球２軍リーグ参入の正式決定を報告しました。
静岡市 難波喬司市長：「市民からも、県民からも愛される、日本中から愛される球団に育ててほしい」
続いて杉原代表らは川勝知事の元を訪ねました。
ハヤテグループ 杉原行洋代表：「この最終承認をいただいたのは１１月２２日、いい富士の日であり、喜びいただけるかなと思いまして」
川勝知事「（笑い）」
静岡 川勝平太知事：「我々としては協定通りコミットをしていきたい」
選手らは１２月上旬から中旬めどに確定
そしてハヤテ２２３は、午前１１時から静岡市内で会見を開き、球団社長に就任した池田省吾氏も登壇しました。
池田氏は宮崎県出身の４９歳。独立リーグの高知でゼネラルマネージャー、香川で球団代表を務めた経験があります。ハヤテ２２３ではこれまでアドバイザーとして、２軍リーグ新規参入に尽力してきました。
球団社長 池田省吾さん：「静岡県はもちろん、全国の皆さんに愛されるようなチームを作っていかなければならない。地域活性、野球振興に微力ながらでも最大限尽力させていただきますので、引き続きご支援いただければと思います」
そして、今後のスケジュールも発表されました。すでにゼネラルマネージャーに清水東高校出身で元横浜監督の山下大輔さん、監督に静岡高校出身で元近鉄の赤堀元之さんが就任することが決まっています。残りのコーチ陣と選手は１２月上旬から中旬をめどに確定し、チーム名やチームカラーは１２月中旬から下旬をめどに発表する方針です。
４０人前後を想定している選手については注目の発言も…。
池田省吾球団社長：「県民の方が喜ぶような選手とは交渉しております。元ＮＰＢの選手ともお話をさせていただいておりますので、なるだけ皆さんの期待に沿えるようなチーム作りというのを意識しながら進めています」
６６年ぶりに誕生したプロ野球新球団。ハヤテ２２３は来年１月１１日に本拠地となる清水庵原球場での合同練習から本格始動する予定です。
