季節性インフル 青森県内むつ以外の5地域で注意報レベルに

 青森県は24日、青森市・東地方、八戸市・三戸地方、上十三の3保健所管内に、新たに季節性インフルエンザ注意報を発表した。注意報が継続している弘前、五所川原の2地域も含め、県内6地域中5地域で患者数が注意報レベルに達した。

 直近1週間(13~19日)で、県内60カ所の定点医療機関が報告した患者数は872人、1定点当たり14.53人で、前週(515人、1定点当たり8.58人)に比べ7割近く増加した。

 新たに注意報が発表となった3地域の1定点当たり患者数は、青森市・東地方13.67人(前週比7.75人増)、八戸市・三戸地方15.85人(同8.85人増)、上十三14.22人(同4.55人増)で、いずれも注意報の基準となる1定点当たり10人を超えた。

 弘前は13.77人(同3.08人増)、五所川原は20.00人(同9.71人増)。注意報レベルの5地域全てで患者数が前週から増加し、感染が拡大している。

 むつは前週と同数の9.17人で、注意報レベルを下回っている。

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