「災害で犠牲者を出さない社会構築を」“防災行政のスペシャリスト”静岡大学岩田孝仁特任教授が日本災害情報学会会長に 地方自治体の出身者としては初めて

長年、静岡県の職員として東海地震対策に取り組み、現在は、静岡大学特任教授の岩田孝仁さんが11月25日、日本災害情報学会の会長に選ばれました。

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日本災害情報学会は、災害情報の伝え方、受け止め方などを調査・研究し、社会に提言しています。

25日午後、開かれた総会で7代目(12期)の会長に静岡大学防災総合センターの岩田孝仁特任教授が選ばれました。

地方自治体の出身者としては初めての選任です。

県の危機管理監を務めた後、2015年に静岡大学の教授となり、現在は、特任教授です。

岩田さんは「長年の防災行政の経験も生かし、様々な分野で活躍する学会活動の成果を社会の防災に積極的に組み入れ、災害で犠牲者を出さない社会構築を目指したい」としています。

会長の任期は、2年間です。

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