冬の金沢 寒さ本番 今季最低4.2度 かほく2.5度、羽咋2.7度

寒さの中で散策する観光客=25日午前10時半、金沢市長町1丁目

  ●厚着の外国人、武家屋敷散策

 25日の石川県内は冬型の気圧配置が強まって雨や雪が降り、冷え込んだ。最低気温はかほく2.5度、羽咋2.7度、金沢4.2度と3地点で今季最低を記録し、各地で11月下旬から12月中旬並みとなった。

 金沢市の長町武家屋敷跡ではマフラーやコート姿の外国人観光客が散策し、寒さの中で冬の城下町の風情を感じ取った。

 金沢地方気象台によると、午後は次第に冬型の気圧配置が緩み、曇りになる見込み。気象台は高波に注意を呼び掛けている。

  ●雪かきボランティア、金沢の学生ら協定

 金沢市の学生等雪かきボランティア協定締結式は25日、同市の金沢学生のまち市民交流館で行われた。今年度は学生サークルなど21団体が来年2月末まで、各町会連合会などの要請に応じて除雪に当たる。

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