京都サンガ、セレッソに1-0勝利でJ1残留確定 完封勝ちは5試合ぶり

C大阪-サンガ 前半、ゴール前へのクロスに飛び込むサンガのFW原ら(ヨドコウ桜スタジアム)

 J1京都サンガFCは25日、ヨドコウ桜スタジアムで第33節のC大阪に臨み、1-0で勝ってJ1残留が確定した。5試合ぶりの白星で勝ち点37とし、順位は14位のまま。サンガは2008~10年シーズン以来となる3季連続でのJ1となる。

 サンガは前節川崎戦から5人を変更。パトリックが5月の第15節浦和戦以来となる先発復帰となり、木下、松田、井上、GK具聖潤(ク・ソンユン)が先発した。

 サンガは前節同様に、前線からのプレッシングで相手にほぼ何もさせず、縦パスを積極的に入れて、主導権を握った。前半20分、金子のスルーパスから、右サイドを抜け出した福田の折り返しを中央で原が合わせて先制した。原は今季6点目。同35分には、金子の前線からのプレスからパトリックが前線でGKと1対1の場面を作ったが、シュートは外れた。

 後半、選手交代で息を吹き返した相手から猛攻を浴びたが、守備陣が何とか耐えた。同31分には、相手のミドルシュートをGK具がファインセーブ。その後、佐藤を投入して3バックにして守備を固め、逃げ切った。完封勝ちは5試合ぶりとなった。

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