J2昇格の目標を果たせなかった鳥取…DF増谷幸祐、FW大久保優、FW重松健太郎が契約満了

左からDF増谷幸祐、FW大久保優、FW重松健太郎[写真:©︎J.LEAGUE]

ガイナーレ鳥取は25日、DF増谷幸祐(30)、FW大久保優(26)、FW重松健太郎(32)の契約満了を発表した。

愛媛FCの下部組織出身である増谷は、2016年に日本体育大学から加入したFC琉球でプロデビュー。その後、ファジアーノ岡山でのプレーを経て2022年から鳥取入りを果たすと、今シーズンは明治安田生命J3リーグで31試合に出場した。

大久保は京都府出身。2020シーズンに関西大学から鳥取へ入団すると初年度から出場機会を得ていたが、2022年6月に左ヒザ前十字じん帯損傷を負って長期離脱に。それでも今シーズンは公式戦15試合に出場したものの、終盤は出場機会が激減していた。

重松は2010年にFC東京でプロデビューを飾ると、その後はアビスパ福岡、ヴァンフォーレ甲府、愛媛FC、栃木SC、FC町田ゼルビア、カマタマーレ讃岐など数多くのクラブでプレー。今シーズンから鳥取に加入すると、J3リーグ32試合で7ゴール4アシストを記録していた。

鳥取を去ることが決まった3選手は、クラブを通じてそれぞれコメントしている。

◆増谷幸祐
「J3優勝という目標を達成できず、志半ばでチーム離れなければならなくなりました。自分の力の無さを痛感しています。何があっても支え続けてくれたガイナーレサポーターのみなさん、クラブをご支援してくださるスポンサーの方々、もう一度サッカー選手としてピッチに立たせてくれたガイナーレ鳥取には感謝しています!2年間ありがとうございました!」

「スポンサーの方や、サポーターの方、地元の方たちがガイナーレや、自分のことを家族のように応援してくれていたことを直に感じられて、サッカー選手冥利に尽きることばかりでした!」

「たくさんの知り合いもできて、居心地の良くなった鳥取を去るのはとてもとても寂しいですが、大きめのイカを釣るためにも、皆生温泉に入るためにもまた帰ってきます!2年間、大変お世話になりました!本当にありがとうございました!」

◆大久保優
「大学卒業してから4年間、本当にお世話になりました。大学4年時の12月のトライアウトで髙木監督、吉野前強化部長に拾っていただき、ここまでプレーさせていただけたことに非常に感謝しています」

「そして、どんな時も温かい声援を送っていただき、僕たちの背中を後押ししてくれたサポーターの皆様には本当に感謝しかありません!!!プロサッカー選手として初めてのチームがガイナーレ鳥取で良かったです!!!」

「そして、鳥取でプレーさせていただくに当たって、この4年間本当にたくさんの人達の支えのおかげでプレーできたと思っています。最後に、僕はまだまだこれからもサッカーを続けていくので頭の片隅のどこかで少しでも覚えていただけたら嬉しいです。本当に4年間ありがとうございました!!!!」

◆重松健太郎
「ガイナーレ鳥取に関わる全ての皆様1年間ありがとうございました。素晴らしい経験をさせて頂き感謝しています」

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