ヴィッセル神戸、初優勝 行政や経済界から祝福の声 神戸市の久元市長「大きな夢と感動与えてくれた」

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 サッカーJリーグ1部(J1)でヴィッセル神戸が初優勝を決めたのを受け、阪神・淡路大震災からの復興をともに歩んできた地元行政や経済界から祝福のメッセージが寄せられた。

 兵庫県の斎藤元彦知事は、ヴィッセルの選手らが震災復興に向けて歩む兵庫県民を勇気づけてきたことを振り返りつつ、今シーズンについて「最後まで諦めない皆さんの有志は、多くの県民に感動と勇気を与えてくれました」とし、「『おめでとう!』とともに、『ありがとう!』の言葉を贈ります」とした。

 神戸市の久元喜造市長も震災との関わりに触れながら「リーグタイトル獲得は市民の誇り。大きな夢と感動を与えてくれた」と感謝を述べ、「今後、アジアナンバー1という夢の実現に向けた戦いが再び始まりますが、一致団結の心で神戸市を挙げて熱い声援を送り続けます」とした。

 神戸商工会議所の川崎博也会頭(神戸製鋼所特任顧問)は「多くの困難を乗り越える不屈の力を体現した悲願の初優勝は、地元神戸に大きな勇気と感動を与えてくれた」とし、「これからも神戸のまちや人、企業に元気と活力を与えるチームであり続けることを願っている」とコメントした。

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