トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督はアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(27)の売却を考えていないようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。
2019年夏にレアル・ベティスからトッテナムへと加わったロ・チェルソ。加入1年目は公式戦37試合に出場したが、その後は苦しい時間が続き、昨年1月から1年半にわたってビジャレアルにレンタル移籍するなど、トッテナムで地位を確立することはできていない。
ポステコグルー体制となった今シーズンも、ケガやMFジェームズ・マディソン加入の煽りを受け、ここまでプレミアリーグでの出場は3試合のみ。1月の売却が噂されている他、MFガビが長期離脱となったバルセロナのターゲットとも言われている。
しかし、1月のロ・チェルソ売却を検討したかどうか尋ねられたポステコグルー監督は「ノー」とコメント。負傷したマディソンの復帰が年明けと予想されていることもあり、他の選手たちと共にチャンスを与えていくようだ。
「ここからが選手たちの評価を下すチャンスだ。(これまでどうだったかは)私にとってはあまり関係ない。それよりも重要なのは、これから私が何を見るか、私の望むサッカーに選手たちがどのようにフィットするかだ」
「全員のことをよく見るつもりだ。我々がどのようにプレーし、選手たちがそこにどう適応しているかについては常にフィードバックがある。それはジオ(ロ・チェルソ)も同じだ」
「彼の(アルゼンチン)代表での調子がここでのプレーに直結するとは思わない。ジオはチャンスを得るだろう。他の選手たちも今後数週間以内にチャンスを得るはずだ」