霧島が熱海富士下し単独首位 12勝2敗、2度目Vへ前進

霧島(左)が寄り切りで熱海富士を下す=福岡国際センター

 大相撲九州場所14日目(25日・福岡国際センター)大関霧島が平幕熱海富士との2敗同士の直接対決を寄り切りで制し、12勝2敗で単独首位に立った。千秋楽の大関貴景勝戦に勝てば、4場所ぶり2度目の優勝が決まる。霧島が敗れ、熱海富士が関脇琴ノ若に勝てば、3敗で並び優勝決定戦にもつれ込む。

 霧島は今年の61勝目で、初の年間最多勝が確定した。

 大関豊昇龍は翠富士を上手投げで退けて9勝目。貴景勝は関脇大栄翔に突き出されて5敗目を喫した。大栄翔は9勝目。琴ノ若は10勝目をマークした。関脇若元春は5勝目を挙げ、小結阿炎は負け越した。

 十両は琴勝峰と大の里が11勝3敗で首位を守った。

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