岡山市中心部で今季初雪 みぞれ観測 平年より15日早く

 強い冬型の気圧配置となった影響で、岡山市中心部で25日、今季の初雪が観測された。岡山地方気象台によると、平年(12月10日)より15日、昨年(同15日)より20日早い。

 午前6時半ごろから約10分間、岡山市内にある気象台の機械がみぞれを観測した。岡山県内の初雪は同市でシーズン最初に降った雪かみぞれで判定。2020年に目視から機械による自動観測に変更されている。

 県内は日中も気温が低く、各地の最高気温は、新見市千屋6.6度(平年11.0度)、岡山市中心部12.6度(15.2度)など全16観測地点で平年を下回った。

 同気象台は「冬型の気圧配置はいったん緩むが、29日ごろから再び強まり、県北部では雪が降る可能性がある」としている。

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