プレミアリーグで「あまりに給料が低すぎる」驚きの選手たち

世界から数多くのタレントが集まるイングランド・プレミアリーグ。経済的にも非常に豊かなクラブが多く、選手の報酬もかなり高額だ。

今回は『Planet Football』から「イングランド・プレミアリーグの各クラブでなぜか給料が低く抑えられている選手たち」をご紹介する。

エミール・スミス・ロウ

週給:4万ポンド(およそ800万円)

年俸換算:200万ポンド(およそ3.76億円)

アーセナルで近年怪我に悩まされているエミール・スミス・ロウ。なかなか出場機会が安定しない状況にあるものの、彼の能力を否定するファンは一人もいない。復活が待たれる選手だ。

その状況もあってアーセナルではまだ週給4万ポンドと控えめな報酬となっている。

イヴァン・トニー

クラブ:ブレントフォード

週給:2万ポンド(およそ400万円)

年俸換算:100万ポンド(およそ1.88億円)

現在数多くのクラブが狙っているというFWイヴァン・トニー。ギャンブル規制の違反によって長期の出場停止処分を受けているが、昨季記録した20ゴール4アシストという記録は間違いなく傑出したものだ。

その影響もあって2部時代から全く契約が更新されておらず、給与もそのレベルに留まっている。

ヤン・ポール・ファン・ヘッケ

クラブ:ブライトン

週給:0.5万ポンド(およそ100万円)

年俸換算:50万ポンド(およそ0.94億円)

2020年にオランダからブライトンにやってきたディフェンダー。ヘーレンフェーンとブラックバーンへのローン移籍を経て昨季復帰し、今季はこれまで公式戦12試合に出場するなど重要なサブメンバーとなっている。

彼は今年夏にブライトンとの契約を延長しているが、給与額はまだ3部の選手のような数字になっているようだ。

コナー・ギャラガー

クラブ:チェルシー

週給:5万ポンド(およそ900万円)

年俸換算:250万ポンド(およそ4.7億円)

マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下で中盤のポジションを任されているコナー・ギャラガー。チェルシーの下部組織で育った彼は、退団したメイソン・マウントの穴を埋める存在として公式戦15試合に起用されている。

契約が更新されたのは昨年夏だったが、まだレギュラーではなかったこともあってかなり控えめな額に。

ルイス・ディアス

クラブ:リヴァプール

週給:5.5万ポンド(およそ1000万円)

年俸換算:285万ポンド(およそ5.36億円)

先日は父親がコロンビアで誘拐されてしまうという悲劇的な事件に直面することになったルイス・ディアス。フィルミーノやサディオ・マネの退団で前線の入れ替えを行ったリヴァプールの中で貴重な存在となっている。

プレミアリーグでも重要なプレーを見せている彼はGKアドリアンよりも給与が低いそうで、移籍の噂が出るのも当然な状況であるようだ。

リコ・ルイス

クラブ:マンチェスター・シティ

週給:2.5万ポンド(およそ500万円)

年俸換算:130万ポンド(およそ2.44億円)

マンチェスター・シティの選手はスター揃いであり、信じられないような高給取りがたくさんいる。そのなかで昨季からピッチ上でインパクトを見せているリコ・ルイスは、下部組織から輩出された貴重な生え抜きの若手。

当然ながらこの18歳はまだ給与額が低く抑えられているが、少なくとも近日新たな契約を結ぶための交渉がスタートされるはずだ。

ハンニバル・メジブリ

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

週給:0.5万ポンド(およそ100万円)

年俸換算:25万ポンド(およそ4700万円)

マンチェスター・ユナイテッドにももちろん信じられないような高給取りがたくさんいる。スター揃いのなかで生え抜きの選手は比較的安く抑えられる傾向があり、ハンニバル・メジブリも例外ではない。

クラブとの契約が来年夏に満了を迎えるため、この給与額で1年延長のオプションを行使するのかどうか注目されている。

パペ・マタル・サール

クラブ:トッテナム

週給:1万ポンド(およそ200万円)

年俸換算:50万ポンド(およそ0.94億円)

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アンジェ・ポステコグルー監督の下で飛躍的な成長を遂げているセネガル人ミッドフィルダー。ここまでトッテナムのプレミアリーグ12試合全てに出場しており、大きな影響力を発揮している。

彼がこのままのペースで成長を続ければ、おそらくかなりの条件で契約が更新されるだろう。少なくとも2年以内には。

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