グリーズマン弾でマジョルカ撃破のアトレティコがCLフェイエノールト戦へ弾みをつける【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは25日、ラ・リーガ第14節でマジョルカとホームで対戦し1-0で勝利した。

前節のビジャレアル戦を逆転勝利で飾った4位アトレティコ(勝ち点28)は、その試合からスタメンを5人変更。デ・パウルやサウール、ヒメネスらに代えてアンヘル・コレアやマルコス・ジョレンテ、アスピリクエタらをスタメンで起用した。

リーグ戦7試合勝利のない17位マジョルカ(勝ち点9)に対し、立ち上がりから攻勢に出るアトレティコは6分、ドリブルでボックス左から侵入したリーノの折り返しをアンヘル・コレアが左足で合わせたが、シュートは枠の上に外れた。

一進一退の展開が続く中、アトレティコはハーフタイムかけて再び押し込む時間帯を増やす。しかし、自陣で集中した守りを見せるマジョルカ守備陣を攻略できず、前半はゴールレスで終了した。

枠内シュート0本で前半を終えたアトレティコは、48分にアスピリクエタがバイタルエリア手前からゴール前へロングパスを供給すると、ボックス中央のモラタが頭で合わせたが、シュートはGKライコビッチが好セーブ。さらに54分にもボックス左から侵入したリーノのラストパスから再びモラタに決定機が訪れたが、シュートは枠の左に外れた。

先制点が遠いアトレティコは、63分にアンヘル・コレアとコケを下げてリケルメとデ・パウルを投入。すると直後の64分、左サイドを持ち上がったリケルメのバックパスを敵陣バイタルエリア手前で受けたエルモソの左クロスを供給すると、グリーズマンがヘディングシュートでゴールに流し込んだ。

先制したアトレティコは、82分にモラタとアスピリクエタを下げてケガ明けのデパイとヒメネスを投入。89分には、デ・パウルの浮かせたパスに反応したデパイがダイビングヘッドでゴールに迫ったが、これは枠の右に外れた。

結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。グリーズマンのゴールで逃げ切ったアトレティコが、チャンピオンズリーグ(CL)5戦目のフェイエノールト戦に向けて大きな弾みを付けている。

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