25日の岩手県内は、冬型の気圧配置の影響で山沿いを中心に雪が降り、県南などの平野部も一気に雪景色が広がった。強い寒気の流入で寒さが厳しく、最低気温は34観測地点中15地点で今季最低を記録した。
北上市では前夜からの降雪で一面が真っ白になり、日中でもライトを点灯して走行する車もあった。同市柳町の会社員藤巻正則さん(66)は「急に冬が来た。あまり降らないでほしい」と雪かきに励んだ。
同日午後6時までの24時間降雪量は西和賀・湯田33センチ、一関・祭畤16センチ、北上9センチ、一戸・奥中山2センチなど。