「とても幸せ」通算200試合目で劇的勝利! 首位浮上のアーセナル、アルテタ監督はハヴァーツのゴールを称える「それが美しさ」

首位浮上を喜ぶアルテタ監督[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ブレントフォード戦の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】ハヴァーツが土壇場で決め切った決勝ゴール!

25日、アーセナルはプレミアリーグ第13節でアウェイでブレントフォードと対戦した。

日本代表DF冨安健洋も右サイドバックで先発出場したこの試合。試合前にマンチェスター・シティとリバプールの首位攻防戦が引き分けに終わり、勝てば首位浮上のチャンスだった。

試合はアーセナルが主導権を握るも、ブレントフォードが要所で見せる攻撃に苦しむことに。何度も失点かと思われたシーンがあったが、決死のブロックでゴールを許さない。

一方で、攻撃陣はゴールを仕留めることができず。チャンスを作りながらもゴールレスドローかと思われた中、89分に途中投入のカイ・ハヴァーツが値千金のゴール。0-1で勝利を収め、首位に浮上した。

この試合が200試合目の指揮となったアルテタ監督は、勝利を喜び、選手たちの姿勢を称えた。

「とても幸せだ。首位に立てるチャンスがあり、冬の始まりの寒い時にブレントフォードにくると、本当に居心地の悪い場所だと感じる」

「チームは戦い、攻め込み、勝つためにプレーしなければならない試合をプレーするという、とても多くの意欲を示したと思う。我々はこの試合に勝つのが当然であり、とても嬉しい」

また、チームを救う決勝ゴールを決めたハヴァーツについても言及。苦しんだ末のゴールが、大きく評価された理由だとした。

「それが美しさだ。物事が楽になっていけば、その価値を感じなくなる。もし今日もっと簡単に進められていれば、彼は自分が受けた歓迎を受けなかったはずだ」

「誰もが彼を抱きしめ、我々がどれほど彼を愛しているかを伝えるが、それには理由がある。それは難しい瞬間における彼の振る舞いのおかげであり、困難に直面した時にすべきことをするという、我々全員の模範であり、チームにとって素晴らしい模範であり、チームのために試合に勝とうという、彼のようなビッグプレーヤーがいることはこれ以上嬉しいことはない」

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