福井県鯖江市水落町の中華料理店「御園飯店(みそのはんてん)」が販売するギョーザ「豚かしら肉の御園餃子」が、専門家による食品の評価制度「ジャパン・フード・セレクション」で最高賞のグランプリを受賞した。11月24日、御園飯店の加藤光春社長(39)が市役所を訪れ、佐々木勝久市長に報告した。
日本フードアナリスト協会(東京)が認定する食の専門家が審査し、グランプリから銅賞まで4段階で評価。第69回の今回は全国で28商品がグランプリに選ばれた。鯖江市内の店のグランプリ受賞は初。
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豚かしら肉の御園餃子は、コラーゲンが豊富な希少部位かしらを使うことで独特のうまみがあり、キャベツのシャキシャキした食感とのバランスの良さなどが評価された。
加藤社長は「先代から受け継いだ商品が認められてうれしい。鯖江から全国にブランド商品として発信したい」と喜びを口にした。佐々木市長は、新型コロナ禍を乗り越えての受賞をたたえた。