冬山で丸一日… 無事に下山 北アルプス大天井岳で遭難の男性

北アルプスの大天井岳で24日から行動不能になっていた男性が25日に救助されました。けがは無いということです。

救助されたのは東京・国立市の42歳の男性です。警察によりますと23日に一人で常念岳に入山し燕岳に向けて縦走していました。24日の午後6時半ごろ、大天井岳周辺で「疲労や天候不良から動けなくなった」と本人から警察に通報がありました。25日早朝から県警の山岳救助隊など6人が救助に向かい、午後6時過ぎに下山しました。男性は疲れてはいるものの、けがは無いということです。この時期は急な天候の変化が起こりやすいため、警察は万全の対策や慎重な行動など注意を呼び掛けています。

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