リーグ戦再開ドロー発進のバルセロナ、チャビ監督は前半に不満「目を覚ますのが遅すぎた」

後半の出来には満足感を示したチャビ監督[写真:Getty Images]

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

代表ウィーク前に行われたラ・リーガ第13節アラベス戦を逆転勝利で終えていたバルセロナ。代表戦でMFガビがヒザのじん帯断裂の大ケガを負った中、25日には第14節のラージョ・バジェカーノ戦に臨んだ。

前半終盤にMFウナイ・ロペスにゴラッソを許し、1点ビハインドで折り返したバルセロナは、後半に入ってから攻勢を強め82分にはオウンゴールを誘発。それでも逆転は叶わず、1-1のドローで終えていた。

アウェイで勝ち点「3」を持ち帰ることができなかったチャビ監督は、試合後に前半の出来を悔いている。

「反省して改善しなければならない。リーグ優勝したいなら、こういった類の試合で勝たなければならないからだ」

「チームが後半見せたプレーには満足している。状況を好転させる時間はまだある」

「2つの時間帯があった。前半は我々が優勢だったが、アグレッシブではなかったし、ダメージも与えられなかった。後半は改善し、もっと前に出てゴールを決めたが、目を覚ますのが遅すぎた」

「後半は良かったが、まずは反省しなければならない。それから一歩前進しなければならない」

また、この試合で負傷から復帰したMFフレンキー・デ・ヨングについてもコメント。万全でなくてもチームに貢献してくれる選手だと主張した。

「フレンキー・デ・ヨングはリズムの欠如を感じているが、それでも彼は大丈夫だ。彼は我々にとって重要な選手だ。今日の我々はボールをうまくボールを奪えていたが、それは部分的に彼のおかげでもある」

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