【ジャパンカップ】世界最強イクイノックスがG1・6連勝!史上初総獲得賞金20億円超え

11月26日、東京12Rで行われた第43回ジャパンカップ(3歳上オープン・G1・芝2400m・18頭立て・1着賞金=5億円)は、C.ルメール騎乗の1番人気、イクイノックス(牡4・美浦・木村哲也)がG1・6連勝を決めた。

世界最強を証明

ロンジンワールドベストレースホースランキングで世界1位を獲得しているイクイノックスが、断然の1番人気応えてG1・6連勝。世界最強に相応しい走りを披露した。レースではパンサラッサが予告通りの思い切った逃げを展開。

総獲得賞金17億1158万2100円を稼ぎ出していたイクイノックスは、この勝利で5億円を加算。史上初めて20億円の大台を突破、これまで歴代総獲得賞金1位だったアーモンドアイ(19億1526万3900円)を抜いてダントツの1位に躍り出た。さらには今年のドバイシーマクラシックを勝利しているため、1着200万米ドル(約3億円)の褒賞金(JRAから指定外国競走の優勝馬に与えられる賞金)の交付も見込まれる。

ジャパンカップを勝ったイクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイローという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は10戦8勝。重賞は2021年東京スポーツ杯2歳ステークス(G2)、22年天皇賞・秋(G1)、有馬記念(G1)、23年ドバイシーマクラシック(G1)、宝塚記念(G1)、天皇賞・秋(G1)に次いで7勝目。鞍上のC.ルメール騎手は同レース4勝目、管理する木村哲也調教師は初勝利。

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