続編ドラマ『XXX占拠』に期待高まる!櫻井翔主演ドラマのコア視聴率が後押し

嵐の櫻井翔が主演したドラマ「大病院占拠」の続編が来年1月からスタートすることが発表された。櫻井の動きが緩慢、手が伸びるなど、評判は散々だった前作だが、その続編が作られた背景にはコア視聴率の高さだという。

「大病院占拠」は武装グループが大病院を占拠した設定で、櫻井演じる刑事・武蔵三郎が立ち向かっていくというストーリー。続編となる「XXX占拠」は新たな武装集団との戦いが展開される。「XXX」は次の舞台となる場所で、ドラマの正式タイトルとなり、これらは後日、発表されるという。

前作の「大病院占拠」は、視聴率は初回から7%台で、放送された土曜日22時枠としてはまずまずの数字ではあったが、評判は決して良くはなかった。ある芸能関係者は「櫻井が刑事としてアクションシーンが多いのが売りの一つだったのに、櫻井の動きがあまりにも緩慢すぎるとか、爆破シーンもCGがチープすぎるとか散々でした。第2話では妻役の比嘉愛未がビルから突き落とされる窮地を櫻井が救うというシーンがあったが、どう見ても間に合わないタイミングで手を差し伸べ、『櫻井の手が伸びた』と笑いのネタにもなっていた」。

ただ、笑いのネタが散見されればされるほど、ドラマは話題になっていた。「視聴率が急激に上がることはなかったのですが、個人視聴率は高く、さらに若年層のコア視聴率が4%台と高い数字を出し続けていったんです。ドラマの展開の速さ、ストーリーの意外性が若い人にウケたと分析されていますが、コア視聴率は、今テレビ局が一番重視する数字で、コアの高さが続編制作の後押しとなったんです」と同関係者は言う。

日テレとしてはかなり期待値の高い作品でもあるといわれているが、今回はどれほどの話題を振りまいてくれるか注目だ。

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