鍵山「レベルアップを」 宇野は採点問題言及せず

エキシビションで演技する(右から)宇野昌磨、鍵山優真、壷井達也=東和薬品ラクタブドーム

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯で男子優勝の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がフリーから一夜明けた26日、大阪府の東和薬品ラクタブドームで取材に応じ「ファイナル(12月7~9日・北京)で戦うためには、もう1段階レベルアップしないといけない。全体の質を上げたい」と初出場の舞台へ意気込みを語った。

 前日に採点を疑問視した2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)は「改めて言うことはない」と言及を避け、2連覇が懸かるファイナルへ「すごい戦いになると思う。全日本選手権(12月21~24日・長野)も含めて優真君のライバルでいられるように頑張りたい」と話した。

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