海に流出するごみの削減を目指す岡山市のNPO法人グリーンパートナーおかやまは26日、同市中区平井の旭川河川敷で清掃活動を行った。来年2月まで、流域の市町村でプラスチックごみの回収やパネル展示を順次行う「みんなの岡山一斉清掃」の一環。
小中学生やボランティアら約120人が火ばさみを手に活動。枯れたアシに絡まったビニール袋、泥に埋もれた古タイヤなどに苦戦しながら丁寧に拾い集めた。約45分で159キロを回収し、空き缶、ペットボトルなど6種類に分別した。
テレビやじょうろを拾った岡山理科大付属高1年の生徒(16)は「なぜ河川敷にあるのか分からないごみが多い。使った物は責任を持って処分することが大切と感じた」と話していた。
5日の岡山県美咲町での清掃活動に続く第2弾で、次回は12月10日午前10時から、真庭市の旭川支流で行う。昼食代500円が必要。参加申し込みは同法人の藤原瑠美子代表(090―8069―3003)。