セリエA史上最年少デビューの15歳FWカマルダ、ミラン指揮官が起用の理由語る「フレッシュさも必要」

[写真:Getty Images]

ミランのステファノ・ピオリ監督がファーストチームデビューを飾ったU-17イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダについて語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
【写真】タッチライン際でその時を待つカマルダ

リーグ戦は直近4試合勝利なしという状況の中、25日にセリエA第13節のフィオレンティーナ戦に臨んだミラン。FWオリヴィエ・ジルーが出場停止、FWラファエル・レオンをケガで欠く状況だったが、前半アディショナルタイムにDFテオ・エルナンデスが自ら獲得したPKを沈め、この1点を最後まで守りきった。

この試合では、ジルーだけでなく代表戦で負傷したFWノア・オカフォーも欠場し、ストライカーが不足したため、ユースでプレーする15歳のカマルダがベンチ入り。83分には先発したFWルカ・ヨビッチに代わってピッチに立ち、15歳と260日でのセリエA史上最年少デビューを果たした。

試合後、リーグ戦5試合ぶりの勝利について語ったピオリ監督は、カマルダのデビューについてもコメント。若き逸材の台頭を喜んでいる。

「彼は良い男だし、才能があり、よく働いている。我々にはフレッシュさも必要だ」

「この年齢でのデビューは大変なものだが、彼はきっと幸せだろう」

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