任期満了に伴う高知県知事選は26日投開票の結果、無所属現職の浜田省司氏（60）＝自民、公明推薦＝が、共産党県委員米田稔氏（71）＝共産推薦＝ら無所属の3新人を破り、再選を確実にした。
当選確実の知らせを受けた浜田氏は、高知市内のホテルに集まった支援者に「4年間の実績に合格点を頂いた。2期目は人口減少の克服などでしっかりと結果を出していきたい」と述べた。
選挙戦では人口減対策の他、デジタル活用推進も主張。約80の業界団体から推薦を受け、論戦を終始優位に展開した。
米田氏は浜田氏を「国の立場の代弁に終始している」と批判、刷新を訴えたが及ばなかった。
