今季40歳の節目を迎えるものの、現在もアイントラハト・フランクフルトでプレーし続けている長谷部誠。
今回はその長谷部誠がヨーロッパでプレーしてきたキャリアのなかで「チームメイトだった最強の攻撃的MF」を6名選んだ。なお、日本人選手については除外している。
ズヴェズダン・ミシモヴィッチ
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
同僚だったシーズン:2008~2010
国籍:ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
他に所属したクラブ:バイエルン・ミュンヘン、ニュルンベルク、ガラタサライ、ディナモ・モスクワなど
2008年にヴォルフスブルクへと加入した長谷部誠がチームメイトになったのがボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表の攻撃的MFズヴェズダン・ミシモヴィッチ。10番を着用し、代表でもチームメイトだったエディン・ジェコらとともに見事な攻撃陣を形成した。
ジエゴ
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
同僚だったシーズン:2010~2011、2012~2013
国籍:ブラジル
他に所属したクラブ:サントス、ポルト、ブレーメン、ユヴェントス、アトレティコ・マドリーなど
そのズヴェズダン・ミシモヴィッチのポジションを奪ったのがブラジル代表の司令塔ジエゴ。気まぐれなところがあった古風なファンタジスタであり、安定感のなさが批判されることもあったものの、好調時のプレーはまさに圧巻であった。
ヴォルフスブルクでは活躍を見せつつも、フェリックス・マガト監督との関係が悪かったことから常にレギュラーという状況ではなく、アトレティコ・マドリーへの期限付き移籍も経験。最後はスポーツディレクターのクラウス・アロフスとの対立で放出されている。
トーマス・カーレンベルク
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
同僚だったシーズン:2009~2012、2012~2013
国籍:デンマーク
他に所属したクラブ:オセール、エヴィアン、ブレンビー
デンマーク代表の名司令塔であるトーマス・カーレンベルク。名門ブレンビーで若くして活躍を見せた後、2005年から加入したフランス・リーグアンのオセールでプレーした。
そして2010年にヴォルフスブルクへと移籍してきたが、ドイツでは怪我のためになかなかプレーすることができなかった。
ケヴィン=プリンス・ボアテング
長谷部誠と同僚だったクラブ:アイントラハト・フランクフルト
同僚だったシーズン:2017~2018
国籍:ガーナ
他に所属したクラブ:トッテナム、ミラン、シャルケ04、バルセロナなど
アイントラハト・フランクフルトで1シーズンのみながら長谷部誠とチームメイトだったケヴィン=プリンス・ボアテング。高い身体能力と自由奔放なプレーで知られる名攻撃的MFだ。
ミランでは本田圭佑と、シャルケでは内田篤人とも同僚で、このあとサッスオーロを経てバルセロナに移籍したことでも大きな話題になった。
アイディン・フルスティッチ
長谷部誠と同僚だったクラブ:アイントラハト・フランクフルト
同僚だったシーズン:2020~2022
国籍:オーストラリア
他に所属したクラブ:フローニンゲン、エラス・ヴェローナ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナにルーツを持っているオーストラリアのレフティ。創造性あるプレーと左足からの正確なキックを備えたミッドフィルダーで、サイドやトップ下、ボランチもこなせる。
フローニンゲン時代には堂安律や板倉滉ともチームメイトで、もちろんフランクフルトでは鎌田大地も同僚だったため、日本とも非常に縁が深い選手だ。
マリオ・ゲッツェ
長谷部誠と同僚だったクラブ:アイントラハト・フランクフルト
同僚だったシーズン:2022~
国籍:ドイツ
他に所属したクラブ:ボルシア・ドルトムント、バイエルン・ミュンヘン、PSVアイントホーフェン
【関連記事】中田英寿とともにプレーした「最強の同僚トップ下」5名
ボルシア・ドルトムント時代には若くして活躍し、香川真司ともポジションを争った攻撃的MF。ドイツ代表では2014年のワールドカップ決勝の延長戦でゴールを決め、チームの優勝に大きく貢献した。
ただその後怪我もあって低迷。バイエルンを離れたあとのPSV時代に復活を遂げ、2022年にアイントラハト・フランクフルトと契約。30代になって再びドイツ・ブンデスリーガで活躍を見せている。