浅野先発のボーフムが昇格組ハイデンハイムとゴールレスドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

浅野拓磨の所属するボーフムは26日、ブンデスリーガ第12節でハイデンハイムと対戦し0-0の引き分けに終わった。浅野は76分までプレーしている。

リーグ戦3試合負けなしの14位ボーフム(勝ち点9)が、昇格組の13位ハイデンハイム(勝ち点10)のホームに乗り込んだ一戦。日本代表から帰還したボーフムの浅野は[4-3-3]の左ウィングでスタメンとなった。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ボーフムは9分にシュテーガーのロングパスに反応した浅野がボックス内でマインカに倒されたが、この接触はノーファウルの判定となる。

その後は、互いにアアタッキングサードまでボールを運ぶがなかなか決定機まで至らない状況が続く。ボーフムは33分にシュテーガーが中盤からアバウトなロングボールを入れると、これに反応した浅野が胸トラップでボックス右まで切り込み、ダイレクトシュートを狙ったが、これはゴール右に外れた。

ゴールレスで迎えた後半も膠着状態が続く中、ボーフムは61分にオスターヘッジのスルーパスからボックス左まで駆け上がったベルナルドが決定機を迎えたが、ダイレクトシュートは相手GKのセーブに防がれた。

完全に1点勝負の様相を呈すなか、ボーフムは76分に浅野を下げてアントウィ=アジェイを投入。しかし、直後の77分にピンチ。シュロッターベックの中途半端なクリアがドベダンに奪われると、ボックス右からシュート。GKリエマンの弾いたボールがゴールに向かったが、これも素早く反応したリエマンが左手で掻き出した。

さらにボーフムは、88分にも最終ラインのマショビッチのミスパスからクラインディーンストに決定機を作られたが、シュートは枠の上に外れて難を逃れた。

結局、試合はそのままゴールレスでタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合う結果となった。

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