ツインズからFAとなっていた前田健太がタイガースと契約合意したと11月26日(日本時間27日)、複数の米メディアが報じた。契約内容は2年2400万ドルとのこと。
2021年にトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)を受けた前田健太は、長期のリハビリを経て今季マウンドに戻ってきたばかり。復帰1年目となった今季は21試合に登板し、6勝8敗、防御率4.23、104.1回、117奪三振、WHIP1.17という成績を残していた。35歳というベテランながらまだ先発ローテーションを守り切る実力を見せた前田には複数の球団が興味を示しており、中でもタイガースは特に強い興味を持って交渉していると報道されていた。
タイガースは2014年に地区優勝したのを最後に低迷しており、9年連続でポストシーズンを逃している。これはエンゼルスと並びMLB最長だ。しかし、近年若手有望株が台頭してきたこともあってチーム状況は上向いており、今季は勝率.481ながら地区2位にまで上昇した。2020年からツインズでプレーしてきた前田は、再びア・リーグ中地区のチームでマウンドに上がることになる。