茨城・笠間の養鶏場 鳥インフル確認 県内今季初 飼育7万羽の殺処分開始

鳥インフルエンザが発生した農場で殺処分の準備をする県職員=笠間市内(県提供)

茨城県笠間市内の養鶏場で確認された高病原性鳥インフルエンザの感染疑い事例について、県は27日、遺伝子検査の結果、「H5亜型」の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。県内の農場で今季初の陽性確認例となった。県は同日、飼育されている鶏計約7万2千羽の殺処分を始めた。養鶏場から半径10キロ圏内の農場で移動や搬出を制限した。

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