テイラー・スウィフト、約10年ぶりに「Safe & Sound」「Untouchable」をライブで披露

現地時間2023年11月25日、テイラー・スウィフトがブラジル・サンパウロのアリアンツ・パルケ・スタジアムで行ったコンサートで、めったに演奏しない2曲を披露し、ファンを驚かせた。

スウィフトはサンパウロの観客に向かって、「これは私が【The Eras Tour】で始めた伝統です」と語り、一度も演奏したことのない、あるいは長らく演奏してない2曲をアコースティック・セットで披露しようと努めていると説明した。「今夜演奏する2曲はいずれもこのツアーで一度も演奏したことがない曲です」と彼女は続けると、まずは『ハンガー・ゲーム』のサウンドトラックから「Safe & Sound」をギターでパフォーマンスした。スウィフトが、2012年の映画からの楽曲をステージで披露するのはおよそ10年ぶりで、最後に演奏されたのは2013年の『レッド』のツアーだった。オリジナル版にはザ・シビル・ウォーズが参加しているが、この日スウィフトはソロで曲を披露した。

次にピアノで演奏されたのは、スウィフトが『フィアレス(テイラーズ・ヴァージョン)』のために再録音したものの、2011年以来ライブでは演奏していないバラード曲「Untouchable」だった。

サンパウロでの第1夜では、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』の“フロム・ザ・ヴォルト”曲「Now That We Don't Talk」がライブ初披露された。スウィフトは演奏を行う際に「この曲はライブで披露したことがありません」と前置きし、「どうなるか見てみましょう」と話していた。彼女はこのサプライズに続いて、『スピーク・ナウ』から「Innocent」の貴重なパフォーマンスをピアノで披露した。サンパウロでの最終公演は日曜日に行われる。

先週末、スウィフトはリオデジャネイロでの3公演で、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』の“フロム・ザ・ヴォルト”曲「Slut!」と「Surburban Legends」、そして『ミッドナイツ(3AM Edition)』からエモーショナルな「Bigger Than the Whole Sky」など数曲のライブ・デビューを行っていた。

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