飲食店経営者を電話で「ヤクザあもう見とったらダメやで」などと脅迫したなどとして、警察は暴力団組員の男を再逮捕しました。
警察は27日、広島市中区にある指定暴力団共政会正木組(きょうせいかいまさきぐみ)の事務所を家宅捜索しました。
強要未遂の疑いで再逮捕されたのは、指定暴力団共政会正木組の幹部の男(47)です。
警察によりますと男は去年7月、、飲食店経営者の男性(20代)に対して電話で「お前もう広島出ていかんといけんじゃろうが」「ヤクザあもう見とったらダメやで」「写真俺の周りの人間にばらまいとくけぇ」「見つけたら一報入れてくれって皆に言うとくけぇ」等と言って脅迫し、義務のないことを行わさせようとした疑いがもたれています。被害男性が応じなかったため、未遂に終わったということです。
調べに対して男は黙秘しているということです。
男は先月、男性から現金合せて51万円を「みかじめ料」として脅し取った疑いで逮捕され(8日付・処分保留)、またその金を他人名義の部屋に投函させたとして再逮捕されていました(24日付・処分保留)
警察は暴力団による組織的な関与の可能性が高いとみて、いきさつを調べています。