みんなが幸せになるように…スターバックスが「エシカル」学ぶ講座開催 蓮田松韻高生も“実践”で連携

スターバックスのスタッフがコーヒー豆の栽培について講演した

 エシカル(倫理的)な生活や生き方について学ぼうと、埼玉県蓮田市上の市立図書館で市とコーヒーチェーン大手スターバックス、県立蓮田松韻高校の生徒が連携し講座を開催した。

 東北自動車道蓮田サービスエリア(SA)に店舗を出すスターバックスと市が企画した。図書館は倫理にまつわる出版物を紹介、同店の今西洋太ストアマネジャーがコーヒー豆の栽培をめぐる取り組みについて講演した。

 国外ではコーヒー豆の栽培が産地で低賃金や児童労働の温床となっている。講演で今西マネジャーは同社が取り組む「倫理的な調達」について解説。生産者に支払われている賃金を管理するなどフェアトレードの仕組みを説明し「生産者から(コーヒーを)口に入れる人までみんなが幸せになる実践に取り組んでいる」と述べた。

 蓮田松韻高校家庭部は、同店から出たコーヒーの豆かすを再利用し染め物に挑んだ。薄茶色に染め上げた巾着袋を市内のイベントで紹介。この日の講座では、エシカルな活動の一環として参加者に巾着袋を配布した。

 講座に参加した同校家庭部の内田芽那部長は「みんなで協力して巾着袋を染め達成感があった。無駄なものを出さないこと、エシカルな生活は難しいが、直接的に関わることが大切だと思った」と感想を話した。

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