【洋酒パウダー2023】ラム酒ヨーグルトソースがかかったいちごとクランベリーのリンツァートルテ

いちごジャムの水分がドライクランベリーに染み込んで柔らかくなったところに洋酒パウダーを入れてフィリングにし、アーモンド生地に挟みました。 ネチッとした甘酸っぱいフィリングにラム酒の香りがリッチ。 普通のラム酒ではクッキー生地がしっとりしてしまいますがラム酒がパウダーになっているおかげで翌日も生地がサクサクです。食べる時に上から載せるラム酒パウダー入りのヨーグルトソースは甘いフィリングとの相性がぴったりです。 簡単なのに素敵な香りで高級感アップ。 大人のお菓子になりました。 ラム酒入りのクロテッドクリームも甘いタルトと調和します。 トッピングには砂糖を入れない泡立てた生クリームやバニラアイスでも美味しいのですが、ここにもラム酒パウダーを入れると全く違う世界が広がって感動します。 ジャムやドライフルーツは季節によっていろいろな組み合わせが楽しめますがやや酸味がある方が味にアクセントがついて美味しくなります。

by limさん

このレシピの材料


数量:直径22cmタルト型1台(12〜16切れ)

フィリングを作る

いちごジャム… 130g

ドライクランベリー… 100g

佐藤食品 洋酒パウダー ラム 30% 10g… 7g

タルト生地を作る

薄力粉… 100g

アーモンドパウダー(皮付きでもなしでもどちらでも良い)… 100g

赤砂糖… 100g

無塩バター… 100g

卵黄… 1個分

ラム酒入りヨーグルトソース

水気を切ったヨーグルト… 100g

ラム酒パウダー… 3g

下準備


*ジャムとクランベリーを小さいボウルにいれて混ぜておく。 *材料は分量を計り室温に戻しておく。 *バターの一部をタルト型の内側に薄く塗って小麦粉を叩いておく。 *ヨーグルトは水っぽい場合はザルにペーパータオルを敷いて水気を取っておく。

フィリングを作る


1.生地の用意をする前にジャムとドライクランベリーを混ぜて置いておきます。ドライクランベリーにまだまだ残っていたジャムの水分が少しずつ染み込んで柔らかくなってきます。

2.10-15分経ったらラム酒パウダーも入れて均一にして生地ができるまで置いておきます。

3.ヨーグルトにラム酒パウダーを入れて均一に混ぜてソースを作ります。 ヨーグルトが水っぽい場合はキッチンペーパーで水切りして使用します。時間があればその方がもったりしたソースになり濃厚な味わいになります。 今回は入れていませんが好みで少量の粉砂糖を入れて甘味をつけてもOKです。

4.卵黄以外の材料をボウルに入れてフォークやベーキング用バターブレンダーなどで軽く混ぜていきます。

5.バターが均一になってきたところで卵黄を入れますがほんの一部焼く時に照りをつけるための卵液として小鉢に分けておきます。

6.画像が前後しますが右側の小鉢には刷毛にちょっと卵黄をつけて水で溶いたものが入ってます。

7.生地がポロポロしていても均一になったところで手でぎゅっと丸めていくと写真のようにまとまります。特に寝かせなくてもうまく伸びる生地ですが、室温が高くて生地がだれてきたらラップに包んで冷所でしばらく寝かせます。

8.ラップを大きく広げて生地を載せ上から更にラップをかぶせて、最初は手のひらで平らに伸ばして、綿棒で伸ばしやすくなってきたら均一に3mm厚さに整えます。打粉(今回は使っていませんが使うときは強力粉で)は時々薄く叩くと伸ばしやすいです。

9.上のラップを剥がして裏返しにタルト型にはめ込み指で型に沿わせます。うまくはまったところでそっと上側に被っているラップを剥がして本体の出来上がりです。

10.底にフォークで穴をたくさんあけて、フィリングを載せ均一に伸ばします。 残った生地は、パイカッターで1cm幅のリボンに切って下の写真のように編みがけに載せていきます。

11.さらに残った生地も再度丸めるなりつなげるなりしてパイの周りに敷き込んでいきます。 焼きあがると継ぎ目が見えなくなるので、雑で大丈夫です。

12.先ほど用意しておいたハケにちょっとつけて小鉢に分けた卵黄に水小さじ2杯ほどを入れて均一にしてタルト生地の上から塗っていきます。 一手間ですが、これを塗るだけですごく美味しそうに焼けます。

13.190度で余熱したオーブンの中段に入れてまず10分焼き、そのあと180度に落として40分程度、こんがり焦げ目がつくまで焼きます。

14.オーブンから出したらケーキクーラーに乗せて冷まします。

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