日本の漫画がどうやって発展してきたのかがわかる一冊、手塚治虫にまつわる「言葉」のすべて『手塚治虫語辞典』12月6日(水)発売!

「鉄腕アトム」や「火の鳥」、「リボンの騎士」に「ブラック・ジャック」など、数多くの名作・人気作を世に送り出した「マンガの神様」こと手塚治虫。 彼の生涯と主要作品、関連人物や人気キャラクターなど、全470項目に渡る用語集と本物のコマ絵の数々から、手塚作品の魅力を再発見する人物辞典の決定版、『手塚治虫語辞典』が12月6日(水)発売に発売される。

随所に、作品や手法を深掘りした「手塚治虫の特異点」と題したコラムや、 現代につながるテクノロジーなどに焦点をあてたコラム「手塚治虫の現代性」を配し、手塚治虫について論じられることの多いトピックを網羅している。

巻末には著者の竹内オサムと手塚治虫長女・手塚るみ子の対談、および綴じ込み冊子では「手塚治虫クロニクル」と題し「手塚と阪急沿線」、「赤本マンガと雑誌連載」、「劇画と悪書追放運動」、「アニメーション制作」 などの見出しからなる 年代記を収録。

©Tezuka Productions 手塚治虫ファンのみならず、漫画好き読者、漫画に関わる仕事につくすべてのクリエイター にとって刺激をあたえる待望の一冊となっている。 【著者・竹内 オサムプロフィール】

1951年、大阪府生まれ。大阪教育大学に入学後、マンガ研究を志す。卒業論文のテーマは「『鉄腕アトム』におけるアトム像の変遷」。75年同大学の大学院に進学、修士論文「手塚マンガにおける映画的手法の研究」で修士号を取得。大阪国際大学教授、同志社大学社会学部教授をへて、同志社大学名誉教授。児童文化とマンガの研究に従事、とりわけ手塚治虫マンガの研究をメインとする。著書に『手塚治虫論』(平凡社、1992)、『手塚治虫――アーチストになるな』(ミネルヴァ書房、2008)、『手塚治虫は「ジャングル大帝」にどんな思いを込めたのか「ストーリーマンガ」の展開』(ミネルヴァ書房、2021)』などがある。

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