東証反落、午前終値145円安 朝方上昇後に高値警戒感

東京証券取引所

 週明け27日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。朝方は値上がりして始まったが、このところの上昇基調に伴う高値警戒感から当面の利益を確定する売りが出て下落に転じた。

 午前終値は前週末終値比145円82銭安の3万3479円71銭。東証株価指数(TOPIX)は9.31ポイント安の2381.63。

 前週末の米国市場で利上げ停止観測からダウ工業株30種平均が上昇した流れを受け、27日の東京市場も買い注文が先行した。平均株価への影響が大きい大型株が押し上げ役となり、一時200円近く値上がりしたが、次第に売りに押された。

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