『呪術廻戦』42話、津田健次郎と中村悠一の投稿が泣ける「頼みます」「頼まれたよ」灰原のアニオリ演出も切ない…

TVアニメ『呪術廻戦』第2期の最新話・第18話(第42話)「理非」では、ナナミンこと七海建人と津田健次郎さんの“労働”に全呪術ファンが号泣。灰原のアニメオリジナル演出も話題を呼びました。SNSの感想とともに、話題になった点を振り返ります。

※記事の性質上、物語の内容に触れています。

アニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」メインビジュアル

ボロボロの七海に反響「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」「もう無理」

ぼろぼろの状態で力を振り絞り、真人の出した改造人間たちを倒していく七海。理想の世界を表しているのか、過酷な今と対比するように、解放感に満ちた表情で浜辺を歩く七海が描かれます。

そして、幻覚で現れたかつての同級生・灰原雄に促されるように、あの有名な「虎杖くん。後は頼みます」という言葉を口にする七海──。

恐れていた悲劇に「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」「(浜辺での)穏やかな表情が素敵すぎて辛い」「もう無理」「これからは有給休暇とってね……」「見てる虎杖の表情も辛すぎて……」といった声のほか、「俺が原作を読めなくなった理由の回」という人も見られました。

七海役・津田健次郎の投稿に中村悠一らが反応

また、放送日である11月23日は勤労感謝の日。「ここからは時間外労働です」で有名な七海の重要回をこの日に持ってくることに、原作を知るファンは「よりによって……か」「この回が来るのがずっと怖かったけど見届けたい」など覚悟していました。

その投稿を見た、七海役の声優・津田健次郎さんX(旧Twitter)にて「ナナミンが日本中、世界中から愛されていて感動します…」と気持ちを露に。そして放送後、津田さんは「後は頼みます」と投稿。

この声に五条悟役の中村悠一さんは「箱の中だけど頼まれたよ」猪野琢真役の林勇さんは「誰を目指せば良いんすか...」とそれぞれ応えており、役者同士の結束力も垣間見えました。

さらにコメント欄には津田さんの声優としての“労働”に対し、「声色があんなに優しいと思ってなかった」「津田さんがナナミンで本当に良かった!!!」と、国内外から感謝とねぎらいの声が溢れています。

灰原のアニオリ演出が切ない…

同時に話題を呼んだのが、呪術高専時代の七海の同級生・灰原が七海の前で虎杖を指さしたシーン。アニメオリジナル演出がされ、灰原は何もしゃべらなかったものの、原作では見えなかった表情がしっかりと描かれました。

それを含め視聴者からは、「思ったより笑顔に圧を感じて驚いた」「あんな表情だったのか」「灰原を見て(七海の)口角上がったよね?なんて要素入れてくるの……」など続々と反響が。

呪術師としての後のことは「虎杖に託せ」と促すような行動に、「最後くらい誰かに投げていいんだよ、と教えてくれたのかな」と考えた人や、学生服のままの灰原に切なさを感じた人もいたようです。

ラストは野薔薇と真人の対峙で終幕。真人は虎杖の心を折るべく、仲間である野薔薇をターゲットとします。

終わらない地獄の予感に「野薔薇のターンも来ちゃった」「もしかして来週もしんどいのでは!?」「地獄に地獄重ねのミルフィーユやめろ」とみんなが戦慄。感傷に浸る暇も与えてくれない渋谷事変に、次回はどのような反響があふれるのでしょうか。

(執筆:ナツキ)

TVアニメ『呪術廻戦』作品情報

●第1期
Blu-ray&DVDシリーズ 第1巻~第8巻発売中!
TVシリーズ 各動画配信サービスで配信中!

●第2期
7月6日から毎週木曜23:56~MBS/TBS系列全国28局にて放送開始!
「懐玉・玉折」PV第2弾配信URL

<イントロダクション>
少年は戦うーー「正しい死」を求めて
集英社「週刊少年ジャンプ」で連載中の、芥見下々による漫画作品『呪術廻戦』。
2018年3月から連載が開始され、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描き、既刊20巻にしてシリーズ累計発行部数は驚異の7,000万部を突破。

2020年10月から2021年3月までは毎日放送・TBS系列にてTVアニメ第1期が放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。さらに、同年12月24日、第1期の前日譚にあたる物語が描かれる『劇場版 呪術廻戦 0』を上映し、全世界で一大ムーブメントを巻き起こした。

そして、2023年に放送が決定している第2期で描かれるのは、五条 悟と夏油 傑の高専時代の物語「懐玉・玉折」。劇場版にて示唆された五条と夏油の決別した過去がついに明らかとなる。

さらに、連続2クール内にて「懐玉・玉折」の後、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」も描かれることが決定。10月31日、ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が下ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。単独で渋谷平定へと向かう五条だが、これは夏油や真人ら呪詛師・呪霊達による罠だった…。虎杖、伏黒、釘崎といった高専生のメンバーや呪術師たちも渋谷に集結し、かつてない大規模な戦闘が始まろうしていた。呪いを廻る壮絶な物語が再び廻りだすー

<「渋谷事変」ストーリー>

最後に笑うのは、人か―呪いか―
「五条 悟は 然るべき時 然るべき場所
こちらのアドバンテージを確立した上で封印に臨む
決行は10月31日 渋谷」
2018年10月、特級呪霊による交流会の襲撃以降呪術高専内の緊張が高まる中、ついに内通者の正体が判明する。
果たして内通者は誰なのか、その目的とは―!?
そして、2018年10月31日。ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が降ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。“一般人のみが閉じ込められる帳”という高度な結界術に加え、一般人を介して告げられた「五条 悟を連れてこい」という指名から、上層部は被害を最小限に抑えるために五条単独での渋谷平定を決定する。

罠を仕掛け待ち構える夏油や真人ら呪詛師・呪霊達、そこに単独で乗り込む五条、さらには“帳”の外側に集結した虎杖、伏黒、釘崎、七海、そして数多くの呪術師たち。
渋谷に集結した呪術師VS.呪詛師・呪霊のかつてない大規模な呪い合いがついに始まる―!!

【STAFF】

原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史・小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東 潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり

情報解禁日時:2023年8月24日(木)24:00~
音響制作:dugout
制作:MAPPA

【CAST】

虎杖悠仁:榎木淳弥
伏黒 恵:内田雄馬
釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美
五条 悟:中村悠一
真人:島﨑信長
夏油 傑:櫻井孝宏
両面宿儺:諏訪部順一

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