75万部を超えた『メモの魔力』の前田裕二 自身が実践している“メモ帳の使い方”を伝授

起業家の前田裕二が11月26日放送の『おしゃれクリップ』に出演。天才ビジネスマンとして活躍する前田が効果的なメモのとり方を披露し、自身の過去と思いを語った。

前田の著書である『メモの魔力』は現在も売れ続け、75万部のベストセラー本となっている。山崎育三郎と共にMCを務める井桁弘恵はこの日、自前のメモ帳を持参しており、前田のメモ術を実践した。

「メモ帳のこだわりはあるんですか?」と井桁の質問を手がかりに、前田はメモのとり方を伝授。まず、見開きで右側のページの中央に縦に線を入れる。「(見開きで)左側(のページ全体)に誰かがしゃべっていることとか、自分が“聞いたこと”をそのまま書く。そこから思いついたこととか“気づき”を(見開きで右側のページの左半分に書く)。(見開きで右側のページの右半分は)それを受けて自分が何をやらなければいけないかというアクション(行動)を書いている」と前田は自身が実践している具体的なメモの取り方を語った。井桁はそれを踏まえて、実際にメモをとった。

山崎は「メモをしようと思ったきっかけは?」と前田へ質問。すると前田は幼少期に両親が亡くなり、小学校に行けない時期があったという過去について触れた。「転校もしてわりと最初、小学校になじめなくて友達も少なかった時に、授業で先生がしゃべっていることのメモやノート作りは真面目にやっていたんですよ」と語る前田。そして小学校高学年ぐらいの時に担任の先生が前田のノートが奇麗にとれていると周囲に広めてくれたという。真剣にメモをとっていたことで先生からも肯定的に思ってもらうことができた過去の経験から、メモを自分のためにとっていると思いがちだが、「実は相手のためにメモをとっているのではないかと思い始めた」とメモに対する自身の考えを明かした。

「こうやって井桁さんが書いてくれていると、どんどん自分の中でのベストを出さなきゃという気持ちになる」と前田はメモをとってもらうことが話し手のモチベーションに結びついていることを指摘すると、「メモって優しい行為だと思っている」とメモに対する思いを語り、締めくくった。

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