岐阜知事選、江崎禎英氏が出馬へ 元内閣府官房審議官、前回落選

江崎禎英氏

 2021年の岐阜県知事選で落選した元内閣府官房審議官の江崎禎英氏(59)が25年2月の任期満了に伴う次期知事選に再出馬する方針を固めたことが27日、複数の関係者への取材で分かった。江崎氏は同日、岐阜市で記者団の取材に応じ「(前回の選挙後)3年近く県内を回って、いろんな方と意見交換し、やるべきことを積み上げている。県のリーダーとして力を発揮したい」と述べた。

 21年選挙は現職古田肇氏(76)と江崎氏ら計4人が立候補。自民党県連の支持が古田、江崎両氏に割れる保守分裂選となり、古田氏が5回目の当選を果たした。次期知事選への対応について、古田氏は態度を明らかにしていない。

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