千葉県内の銭湯の「大人料金」が、12月1日から20円値上がりして500円になります。
銭湯の入浴料金は、物価統制令により都道府県知事が上限を指定することになっています。
今回、原油価格などの高騰に伴う経営悪化を受け、県内の銭湯の組合が入浴料金の値上げを要望していたもので、有識者の意見を踏まえ値上げを決めました。
値上げは12月1日からで、12歳以上の「大人料金」がこれまでの480円から500円となります。12歳未満と6歳未満の料金は据え置きます。
県内では2022年9月に続く値上げとなり、500円は、神奈川などと並んで全国で2番目の高さとなります。
なお、県内の銭湯は、2019年の46件から2023年6月末現在で36件に減るなど、経営環境は厳しくなっています。