「いちばんすきな花」第8話から田中麗奈演じる“みどりちゃん”の正体が徐々に明らかに

フジテレビ系連続ドラマ「いちばんすきな花」(木曜午後10:00)の11月23日・第7話のラストで、これまで名前だけでの登場だった“みどりちゃん”を、田中麗奈が演じていたことが発覚。今後の物語に深く関わり、4人の主人公とのつながりを匂わせる重要な役どころとして、11月30日・第8話から本格的に登場する。

「いちばんすきな花」は、年齢も性別も過ごしてきた環境も違う、潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)が紡ぐ、見る者の心を静かに揺さぶる新時代の“友情”の物語だ。4人はそれぞれの日常の中で、人間関係の問題に直面。そんな中で、巡り会い、“友情”と“愛情”というテーマに自然と向き合っていく。4人の俳優が主演を務める“クアトロ主演”という新しい形のオリジナルドラマで、フジテレビ系で2022年10月期に放送された「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久氏が再びタッグを組んでいる。

田中が演じているのは、ゆくえが高校時代に通っていた塾の先生・志木美鳥。これまで“みどりちゃん”の存在は、ゆくえの電話の向こう側にいる人としてのみ描かれていたが、年齢や性別を含めてどういったキャラクターなのかも、一切描かれてこなかった。それだけに、その美鳥の突然の登場に、SNS上でも大きな反響が。美鳥を演じるのが田中だったと分かると、「キャスティングがよすぎる」「満場一致すぎるでしょ」という投稿が相次ぐなど、驚きながらも納得の声が数多く上がった。また、X(Twitter)において「#いちばんすきな花」がトレンド入りをした。

田中が扮(ふん)している美鳥は、今まで4人がそれぞれに語ってきた共通の“美鳥”と同じ人物なのか? それとも、同姓同名の別人なのか? 今後、4人の主人公たちの物語とどのように結びついていくのかも含め、新たな展開に期待を寄せるコメントも数多く投稿された。

ゆくえ、椿、夜々、紅葉の4人だけでなく、まだまだ明かされていない美鳥の過去と現在が、この先どうやって描かれていくのか。より一層期待が高まる。

なお、第6話の無料見逃し配信は、放送後1週間(11月16~23日)で、308万再生(ビデオリサーチにて算出。TVerとFODの合計値)を獲得。主人公たちにとって居心地のいい空間となっていた椿の家だったが、家主である椿が引っ越しを口にしたことで、視聴者も驚き、4人の物語が新たに動き始めたともいえる回となった。現在、TVerやFODでは、第1話から第3話までと、田中が登場した第7話を無料配信中。“美鳥”について不思議な縁がつながり始める瞬間を、さらに物語が大きく進み始める第8話放送の前に、もう一度振り返ることができる!

第8話。ゆくえや夜々、紅葉が集まる椿の家に、以前住んでいた人の名前が“志木美鳥”だと分かった。おのおのが“美鳥”という知り合いがいるという話になるが、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。いっそのこと本人に直接確かめてみようと、唯一連絡先を知っているゆくえが連絡をしたが、美鳥は電話に出なかった。そこでゆくえは「春木椿、深雪夜々、佐藤紅葉、この人たち知ってる?」とLINEでメッセージを残すことに。すると、春木家からの帰り道、ゆくえのスマートフォンに美鳥から着信が。一方、紅葉は高校の友人に「“小花”美鳥の近況を知っている?」とLINEをしてみたが、 「誰だっけ?」とつれない返信が来る。夜々も実家の両親に電話で美鳥のことを聞いてみるも、近況は知らないと言われてしまう。椿も仕事帰りに実家に寄り、家族に聞いてみるのだが、母・鈴子(美保純)も弟・楓(一ノ瀬颯)も、転校した後の “志木美鳥”には心当たりがない様子を見せる。

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