美波記者、映画でも奔走 「もしも徳川家康が総理大臣になったら」主演

  ●来年7月26日公開 

 北國新聞朝刊でエッセー「心の窓辺」を連載する俳優浜辺美波さん(石川県出身)が、来年7月26日に全国公開される映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」で主演を務めることが、27日までに決まった。浜辺さんが演じるのは、テレビ局の政治部の新人記者。北國新聞のCMでも初々しい記者に扮(ふん)する浜辺さんは「役柄と一緒に猪突(ちょとつ)猛進して、最後までのびのびと楽しく演じていきたい」と意気込んだ。

 売り上げ11万部を突破した眞邊明人さんの同名のビジネス小説が原作。コロナ禍の2020年を舞台に、急死した総理大臣に代わり、AI(人工知能)で復活した歴史上の偉人たちによる「最強内閣」が結成される筋書きで、内閣のスクープを狙う「美波記者」が奔走する。

  ●家康役に萬斎さん

 「テルマエ・ロマエ」「翔んで埼玉」などの話題作を手掛けた武内英樹監督がメガホンを取り、石川県立音楽堂邦楽監督の野村萬斎さんが内閣総理大臣の家康、若手実力派俳優の赤楚衛二(あかそえいじ)さんが内閣官房長官の坂本龍馬を演じる。

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