「子授けイチョウ」黄葉輝く 光泉寺で12月3日までライトアップ、和歌山・古座川町

夕闇の中、ライトアップによって浮かび上がった子授けイチョウ(25日、和歌山県古座川町三尾川で)=長時間露光

 和歌山県古座川町三尾川、「子授けイチョウ」として親しまれている光泉寺のイチョウのライトアップが25日、始まった。黄色く色づいた葉がライトに照らされ輝いている。12月3日まで。

 町観光協会が昨年から実施している。初日の25日は、ライトアップを楽しみにしていた人たちが待ち構え、照明でイチョウの葉が黄金色に輝くと、写真や動画を撮影するなどして楽しんでいた。キッチンカーの出店もあり、ぜんざいやコーヒーを販売していた。

 同協会事務局の増山清人さんは「周りが暗いのでイチョウだけがくっきり浮かび上がって見応えがある。今がちょうど良い時期ではあるが、散り始めると黄金のじゅうたんのようになる。いつ来ていただいても楽しめると思う」と話した。

 ライトアップの時間は午後5時半~7時半。問い合わせは町観光協会(0735.70.1275)へ。

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