タイガー・ウッズが8カ月ぶり“復帰” バハマのホスト大会で豪華競演

途中棄権した「マスターズ」以来の実戦復帰となる※撮影はマスターズ2日目(撮影/増田高寛)

◇米国男子(ツアー外競技)◇ヒーローワールドチャレンジ 事前情報◇アルバニーGC(バハマ)◇7449yd(パー72)

タイガー・ウッズがホストを務めるツアー外競技で約8カ月ぶりの実戦復帰を果たす。世界トップランカー20人がアーニー・エルス(南アフリカ)設計のバハマ・アルバニーGCに集い、30日(木)から4日間の日程で開催。予選カットなしで賞金総額350万ドル(約5億2270万円/優勝100万ドル)をかけて戦う。

前年に完全優勝で連覇を果たした今季のPGAツアー年間王者、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)を筆頭にことしも豪華フィールドが実現。その中でもウッズの一挙手一投足に視線が注がれるのは間違いない。

2023年はわずか2試合の出場で、途中棄権した4月「マスターズ」以来の実戦。オーガスタで初となる無念のリタイアから2週後に右足首の固定手術を受け、今月初旬に行われたジュニアイベントでは長男・チャーリーさんのバッグを担いで元気に歩く姿も報じられた。

12月には、チャーリーさんとのペアでツアー外のダブルス戦「PNC選手権」に出場することを発表。同大会はカート使用が可能な36ホール競技とあって、72ホールを歩かなければならない今週が来季に向けた試金石とも言えそうだ。

ホブランは大会初3連覇へのチャレンジ。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーには、過去2年連続2位フィニッシュのリベンジがかかる。

ウィンダム・クラーク、ブライアン・ハーマンと今季メジャーを制した2人は大会初出場。5月「AT&Tバイロン・ネルソン」で5年ぶりの優勝を飾ったジェイソン・デイ(オーストラリア)は、2018年以来の参戦を決めた。初日スタート前に棄権した「マスターズ」を最後に試合から遠ざかっているウィル・ザラトリスも出場する。

<出場選手>
ビクトル・ホブラン、キーガン・ブラッドリー、サム・バーンズ、ウィンダム・クラーク、ジェイソン・デイ、トニー・フィナウ、マシュー・フィッツパトリック、リッキー・ファウラー、ルーカス・グローバー、ブライアン・ハーマン、マックス・ホマ、コリン・モリカワ、ジャスティン・ローズ、スコッティ・シェフラー、ジョーダン・スピース、セップ・ストラカ、ジャスティン・トーマス、タイガー・ウッズ、キャメロン・ヤング、ウィル・ザラトリス

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