芸備線の存廃を議論の再構築協議会 広島県が参加の意向 「沿線地域の活性化を含めた、幅広い議論が行われるよう取り組む」 

JR芸備線の一部区間の存廃を話し合う再構築協議会について、広島県は「参加する意向」を中国運輸局に伝えました。

芸備線の備後庄原ー備中神代については、JR西日本が先月、存続するかバスに転換するかなどを沿線自治体と議論する再構築協議会を設置するよう国に申請しました。

これを受けて中国運輸局は、沿線の広島、岡山両県、庄原市と新見市に対し、今月2日を期限に参加の意向を尋ねましたが、いずれも「調整に時間を要している」として回答期限の延長を要請していました。

再設定された期限となる27日、県は、中国運輸局に対して、再構築協議会に参加する意向を回答しました。湯崎知事は、「広域的な観点から、沿線地域の活性化を含めた幅広い議論が行われるよう、引き続き取り組みたい」とコメントしています。

岡山県も再構築協議会に参加する意向を、中国運輸局に伝えました。

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