「幸せに、穏やかに、誇りを持って引退」 浦和のギニア代表FWホセ・カンテが今季で現役生活に幕

浦和がキャリア最後のクラブに。[写真:©超ワールドサッカー]

浦和レッズは27日、ギニア代表FWホセ・カンテ(33)が今季限りで現役を引退する旨を発表した。

スペイン生まれのホセ・カンテはキプロスや、ポーランド、カザフスタン、中国でもプレー。今年3月に浦和入りし、ボールの収まりどころとなるだけでなく、様々な形からのフィニッシュセンスにも長け、今季の明治安田生命J1リーグではチーム最多の8ゴールをマークしている。

トータルでも12ゴールを決めるストライカーだが、今季をもってスパイクを脱ぐ運びに。クラブを通じてその旨を報告するとともに、感謝の言葉を綴った。

「私は幸せに、穏やかに、誇りを持って引退しますが、何よりも感謝しています。物心ついたころから、私を形作ってきたサッカーに感謝しています。ファン・サポーターのみなさんに感謝しています。ファン・サポーターのみなさん無しでは、このスポーツに価値を付けられません。この難しいタスクを私に託し、信頼し頼りにしてくれたクラブ関係者のみなさん、感謝です! そして、この素晴らしい道中、私に訪れる新たな人生に感謝します!!」

「フットボールのために、私は常に野心的でした。だからこそ、引退を発表しても、自分自身への敬意と私たちに多くの期待を寄せてくれるファン・サポーターのみなさん、そして浦和レッズに関わるすべての方への敬意のため、最高の形で終えることだけを考えています。シーズンを良い形で終えられることを願っています、私たちの努力は報われるはずです!!! ありがとうございました!」

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