JR芸備線の一部区間 県と庄原市 再構築協議会に参加 広島

県と庄原市は、利用が低迷するJR芸備線の一部区間について存廃を話し合う再構築協議会に参加することを表明しました。

再構築協議会では経営が苦しい地方鉄道の存続問題を議論するため、国が自治体と事業者の間に入る調整役となり、原則3年の間に利用を促進して路線を存続させるかバスなどに転換させるかなどを決めていきます。

JR西日本は利用が低迷している芸備線の備後庄原から備中神代の区間で協議会の設置を要請していて、広島県と庄原市岡山県と新見市は27日に協議会への参加を表明しました。

湯崎知事は「一部区間だけでなく、芸備線と沿線地域の活性化を含めた幅広い議論が行われるよう取り組んでいく」とコメントしています。

中国運輸局は協議の内容や開催時期については、今後調整していくとしています。

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