札幌の女性教諭死亡、パワハラか 遺族要求で市教委が調査へ

 札幌市立小学校の女性教諭=当時(43)=が今年5月に死亡し、遺族が同僚の男性教諭からパワハラがあったとして市教育委員会に詳しい調査を求めていることが27日、市教委への取材で分かった。市教委は遺族からの資料提供や第三者の意見を踏まえて調査する方針という。

 市教委によると、女性教諭は2018年4月~21年3月、東区の小学校で特別支援学級を担当。18年末ごろから休みを取り、19年冬にうつ病と診断されて入院した。復帰後の21年4月に別の学校に異動したが、今年5月に死亡した。

 遺族は今年秋、女性教諭が東区の学校で同僚の男性教諭からパワハラを受けたとして調査を求めた。

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