相模原・緑区でツキノワグマ捕殺 住宅近くの山林、イノシシのわなにかかる

クマの出没注意を呼び掛ける看板(資料写真)

 神奈川県は27日、相模原市緑区沢井の住宅近くの山林で、有害鳥獣捕獲のために設置されたイノシシ用のくくりわなに雄のツキノワグマ1頭がかかり、人家に逃走する危険性があったため捕殺したと発表した。

 県県央地域県政総合センターによると、クマは体長111センチ、体重46キロと小柄。25日午前11時25分ごろ、同所のわなの設置者が発見した。

 クマは暴れていて、いつわなが外れてもおかしくない状況だったという。捕獲した個体は学術研究のため、県立生命の星・地球博物館(小田原市)に搬送された。

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