産経新聞に協会賞グランプリ 12月13日から報道写真展

東京写真記者協会の2023年グランプリに選ばれた、産経新聞の「『戦地に彩りを』ウクライナ侵略1年」(5枚組の1枚)

 東京写真記者協会(新聞、通信、放送など35社加盟)は27日、この1年の優れた報道写真に贈る各賞を発表し、産経新聞の「『戦地に彩りを』ウクライナ侵略1年」(組み写真)が協会賞グランプリを受賞した。ウクライナ各地で、車両や建物の壁などに描かれた絵に着目して切り取った。

 受賞作品を含む約300点の写真は「2023年報道写真展」で展示される。開催期間と場所は、12月13~21日が日本橋三越本店(東京都中央区)。来年1月6日~4月14日が日本新聞博物館(横浜市中区、休館日を除く)。

 他の主な受賞作は次の通り。

 一般ニュース部門賞(国内)「河野太郎 わが道をゆく」(毎日新聞)▽同部門賞(海外)「禁輸、自国水産物にも悪影響」(読売新聞)▽企画部門賞(国内)「ずっと孤独で路上に立ち…」(朝日新聞)▽同部門賞(海外)「世界を襲う惨禍」(読売新聞)▽スポーツ部門賞(国内)「たっちゃんだ“ベー”」(日刊スポーツ)▽同部門賞(海外)「メッシのW杯」(毎日新聞)▽文化芸能部門賞「見ざる・言わざる・聞かざる」(東京新聞)

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