羽生結弦 “105日離婚”にマネージャー母と元妻の微妙な距離…結婚に賛成していなかった

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《これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました》

11月17日の深夜、突如公式Xにてそう発表した羽生結弦(28)。まだ記憶に新しい結婚発表から、わずか105日で離婚という急展開に世間では動揺が広がっている。

「私も今回の電撃離婚には驚きましたが、羽生くんは不思議な人だし仕方ないのかなと……」(羽生を知るフィギュアスケート仲間)

羽生は、離婚に至った経緯を次のように記していた。

《現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。(中略)私たちは、共に思い悩みながらも、このような事態から、互いをなんとか守っていけるように努めてきました。

しかし、私が未熟であるがゆえに、現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした》

この発表は、羽生の祖母にとっても突然のことだったという。一部メディアの取材にこう答えていた。

《娘(※羽生の母)によれば、ゆづは『もう精神的にまいっていて、ご飯も食べないで…』ということでした。(中略)以前も申し上げた通り、本当に接触がないんです。祖父母とはいえ、私たちは本当に何も知らない部外者なので。結婚にしても、何も聞かされなかった。(中略)

実は、ようやく(相手に)会わせてくれるっていうことでした。楽しみにその日を待っていたんですが、こんな結果になってね。振り回された感じもありますし、胸も痛めています》(『週刊現代』、’23年11月22日配信)

結婚発表時には「全力で、前へと、生きていきます」と宣言した羽生。大切に守ってきた元妻・A子さんとの間に、何が起きたのだろうか。

そもそも羽生人気の過熱っぷりは、今に始まったことではない。

「結婚前からストーカーの噂はありました。仙台の自宅や、拠点にしていたカナダのトロントまで来る人もいたとか」(フィギュアスケート関係者)

それでも、腹をくくって結婚に踏み切ったのだろう。’22年2月14日、北京五輪直後の会見では、“挑戦とは何か”という質問に、

《守ることだって挑戦なんだと思うんですよね。(中略)だって家族を守ることだって大変だと思いますし、なにかしらの犠牲や時間が必要だったりもします》(NHKホームページ)

と答えていた。どこかで、結婚生活の大変さを見据えていたのかもしれない。

「羽生さんは、家族の献身的なサポートを受けながらスケート人生を歩んできました。特にお母さまはマネージャーのような存在で、ジュニア時代は衣装を手作り。選手時代も海外拠点や五輪に同行し、羽生さんの生活を支えていました。お父さまは練習に付き添い、お姉さまは羽生さんのホームリンクの職員で、今も続けているという話もあります。

羽生さんは、“この両親の息子であることが幸せ”と話していましたし、ご家族を見習って、今度は自分が理想の家庭を築いていきたいと思ったのでしょう」(前出・フィギュアスケート関係者)

■母の意見を押し切って結婚へ

批判も覚悟のうえでの結婚発表。好意的な反応も多かった一方、想定外の波紋も相次いだようで――。

「もともと羽生さんのお母さまは、今回の結婚には賛成していなかったそうです。羽生さんはそれを押し切って結婚したのだとか。離婚にもお母さまの影響があったのでは、と心配している関係者が大勢います。

また、羽生さんの結婚直後、グッズの売り上げが激減してしまいました。アイスショーのチケットの売り上げにはそれほど影響はなかったのですが……。そのことも問題視されたのでしょう。

結婚に懐疑的だったお母さまは、次々と耳に入る情報によって、A子さんと距離を感じたのかもしれません」(アイスショー関係者)

実際、11月22日発売の『週刊文春』によると、結婚発表後の9月、羽生の個人事務所「株式会社team Sirius」に羽生の両親が取締役として加わったという。もともと取締役に就任していた羽生、羽生の姉を含め、実質的なファミリー企業になったのだ。しかし、“ファミリー”になったはずのA子さんが名を連ねることはなかった。

ただ、A子さんにも思うところはあったようだ。芸能関係者はこう語る。

「羽生さんの熱狂的ファンの中には、A子さんの母親のSNSまで突き止め、文句を言う人もいたといいます。遠く離れて暮らしている家族にまで被害が及ぶ状況に対し、A子さんもこのままでいいのか悩んでいたと思います」

“理想の家庭”とはほど遠い母と元妻の凍った関係に、羽生も懊悩する日々を送っていたのだろう。

「羽生さんは仙台の高級マンションを2部屋購入し、結婚後も家族と隣同士で暮らしているといいます。最近もアイスリンクへの送迎担当はご両親のままです。一方で奥さまとは別居の噂もありました。

愛する妻の気持ちも、今までずっと近くで寄り添ってくれるお母さまの気持ちもわかるからこそ、悩みぬいて離婚を決めたのでしょう」(前出・芸能関係者)

羽生は今春、こうも語っていた。

《精いっぱい自分の幸せを削ってでも、ずっとずっと羽生結弦として全て背負って進んでいくんで、どうか応援してください》(「スポニチアネックス」、’23年3月13日配信)

初の全国ツアー真っ最中に苦渋の選択をした羽生。1月にも公演を控えている。幸せと引き換えに彼の滑りは磨かれるのか―ー。

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