校長公募2人合格 茨城県立高・中高一貫校 974人応募 県教委

茨城県庁=水戸市笠原町

民間人などを対象とする来春採用の茨城県立高・中高一貫校計7校の校長公募で、県教委は27日、2人が合格したと発表した。県内87人、県外887人(うち海外6人)の計974人から応募があった。来年3月に合格者と配置先を公表する。

公募は転職サイト「エン・ジャパン」を活用。民間企業や県職員・県公立学校教職員の管理職経験がある人などを対象とし、20~70代が応募した。書類選考やオンライン面接など1~3次選考を経て、配置予定校の現職校長3人を加えた11人が対面面接による最終選考に臨んだ。

合格した2人は2023年度に開校したIT未来、中高一貫校の日立一、太田一、鹿島、下館一、中等教育学校の並木、古河のいずれかに配置される。任期は4年間。民間から採用の場合、1年目は副校長として勤務し、2年目に校長登用となる。

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