鳥フル 宮崎県内厳戒 生産者ら防疫体制強化

消毒用の消石灰を鶏舎周辺に散布する養鶏場従業員。鳥インフルエンザウイルスの侵入防止に神経をとがらせている=27日午後、西都市加勢(鶏舎から距離を取り撮影)

 今季1、2例目となる養鶏場での高病原性鳥インフルエンザが佐賀、茨城県で25日以降に確認されたことを受け、本県の関係者は緊張感を高めている。県は渡り鳥によりウイルスが既に県内に持ち込まれていると想定し、最大限の警戒を呼びかけ。生産者は「いつ発生してもおかしくない」と、農場周辺へ入念に消石灰を散布するなど防疫体制を強化している。

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